【0円のお年玉】施設にいる子供たちに、1円も渡せなかった父親の話。

1月2日。
世の中の子供たちが、ポチ袋を握りしめて笑顔になる日です。

SNSでは「子供のお年玉で何を買うか」という幸せな悩みが流れてきます。

それを横目に、私は今日、一日中部屋に引きこもっていました。
なぜなら、私には子供たちに渡せるお年玉が「0円」だからです。

ポチ袋すら買えないわけじゃない

数百円、数千円なら、捻出できないわけではありません。
しかし、今の私にはその数千円すら、借金返済と「いつか再び一緒に暮らすための資金」に回さなければなりません。

「ごめんね」

心の中で何度も謝りました。
普通の父親なら当たり前にしてあげられることが、私にはできない。
元妻が作った借金とはいえ、それを背負って子供たちを巻き込んでいるのは、紛れもなく私自身です。

施設にいる子供たちへ

今頃、施設でどう過ごしているのでしょうか。
お正月らしいことはできているのでしょうか。

もし会えたとしても、私の手は空っぽです。
「パパ、お年玉は?」と聞かれたら、私はなんて答えればいいのか。
そう考えると、会えないことへの安堵すら感じてしまう自分がいて、そんな自分が死ぬほど嫌になります。

来年の1月2日は

机の引き出しに、何も入っていない「ポチ袋」をしまってあります。

来年の今日、この袋にピン札を入れて、子供たちの前で渡す。
「遅くなってごめん、パパ頑張ったよ」と言って頭を撫でる。

それが、今の私の生きる目標です。

そのために、今日という日も私は節約し、稼ぐ方法を考え、借金と戦います。
子供たちの笑顔を買うために、今は鬼になります。



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